婦人グラフ 大正15年8月号を買取|竹久夢二の木版画表紙は高評価
買取品詳細
| 買取品目 | 婦人グラフ 大正15年8月号 竹久夢二 | ||
|---|---|---|---|
| ご住所 | 神奈川県鎌倉市 | 買取方法 | 宅配買取 |
スタッフから一言
古い雑誌の整理中、思いがけない一冊が出てきたことはありませんか?
今回は、神奈川県鎌倉市のお客様より、貴重な戦前雑誌『婦人グラフ 大正15年8月号(1926年)』など古い大正時代の雑誌を、宅配買取にてお譲りいただきました。表紙には竹久夢二による木版画が使用されておりました。
このたびは、大切に保管されてきた歴史ある一冊をお譲りいただき、誠にありがとうございました。
『婦人グラフ』は、大正から昭和初期にかけて女性向けに刊行されたグラフ雑誌で、その中でも、夢二が表紙を手がけた号はとくに人気が高く、現在でも古書市場で高額取引されることがあります。
竹久夢二(たけひさ・ゆめじ/1884〜1934)は、大正ロマンを代表する画家・詩人として、日本の近代美術史に名を刻む人物です。彼が描く女性像は「夢二式美人」とも称され、ほっそりとした顔立ち、憂いを帯びた瞳、儚げな雰囲気が特徴で、今なお多くの人を惹きつけてやみません。
夢二は商業美術の分野でも活躍し、絵はがきや便箋、表紙絵などを数多く手がけましたが、なかでも『婦人グラフ』の表紙は、その代表的な仕事の一つとして知られています。
大正15年(1926年)は、同年12月に昭和へと元号が変わる節目の年でもあり、文化的にもひとつの時代が終わろうとしていた時期。この時代の出版物には、大正浪漫の空気と昭和モダンの幕開けが同居しており、その記録としても価値があります。
『婦人グラフ』自体は定期刊行されていた雑誌ではありますが、竹久夢二の表紙が使われている号は限られており、特に美術的・コレクション的な価値が高く評価されます。美術館や研究者が探していることも多く、状態が良ければ1冊でも高額査定の対象になります。今回お譲りいただいた号も、表紙に破れや欠損がなく、経年のわりに良好な保存状態で、高い評価をさせていただきました。
松田書店では、戦前の雑誌・美術印刷物・竹久夢二関連資料をはじめ、古書全般の買取を承っております。
ご自宅やご実家の整理、解体、古い本棚の奥から出てきた雑誌などがございましたら、ぜひ当店にご相談ください。全国どこからでもご利用いただける送料無料の宅配買取にて対応しております。
また、夢二関連の雑誌や書籍のほかにも、木版画・装丁本・大正〜昭和初期の美術雑誌・婦人雑誌・絵葉書・初版本・限定版書籍なども併せて買取しております。関連資料をまとめてお送りいただければ、内容に応じて査定額アップの対象にもなります。
買取のご相談・お申し込みは、当店WEBサイトのお問い合わせフォームまたはLINE査定をご利用ください。画像を送っていただければ、事前査定もスムーズに行えます。
お客様の大切な一冊を、次の世代の研究者・愛好家へと丁寧に引き継ぐお手伝いを、松田書店が責任をもって承ります。
【よくあるご質問】
Q. 表紙にシミや汚れがあっても買取可能ですか?
A. はい、多少の経年劣化があるものでも、内容や希少性を重視して査定いたします。夢二表紙の号は特に評価されます。
Q. 切り抜きがあるかもしれません。査定に影響しますか?
A. 切り抜きの有無は大きく査定に関わる場合がありますが、事前に写真をいただければ正確に判断できます。
Q. 他の夢二作品や関連書籍もあります。一緒に送って大丈夫ですか?
A. はい、関連資料はまとめて査定可能です。夢二全集、画集、絵はがきなどもぜひご相談ください。
『婦人グラフ 大正15年8月号』など、竹久夢二が関わった貴重な戦前資料をお持ちの方は、松田書店までぜひご相談ください。皆さまからのご連絡を心よりお待ちしております。




