【宅配買取】オープンリールテープをお譲りいただきました
買取品詳細
| 買取品目 | AMPEX 456 オープンリールテープ | ||
|---|---|---|---|
| ご住所 | 京都府京都市 | 買取方法 | 宅配買取 |
スタッフから一言
このたび、京都府京都市のお客様より、プロ音響業界などで長年愛用されてきた録音用オープンリールテープ「AMPEX 456」などを複数本、段ボール8箱で宅配買取にてお譲りいただきました。
このたびは、貴重な録音メディアをお譲りいただき、誠にありがとうございました。
AMPEX 456は、1970年代〜90年代にかけて世界中のレコーディングスタジオで定番として使われていた、プロ仕様のオープンリールテープ。特に2トラックやマルチトラック録音用として、音質・耐久性・安定性の三拍子が揃った製品として知られています。
AMPEX(アンペックス)は、1944年にアメリカで創業された音響機器メーカーで、オープンリール録音の分野ではまさにパイオニア的存在です。初の商用テープレコーダーを開発し、音楽録音・放送・映画業界での技術革新を支えてきました。
その中でも「AMPEX 456 Grand Master」は、同社を代表する録音テープ。主にプロフェッショナル向けに開発され、広帯域・高ダイナミックレンジ・優れた磁気保持力を備えており、アナログ録音の最終形とも称される品質を持っていました。
AMPEX 456は、1/4インチから2インチ幅までのラインナップがあり、スチューダー、テレフンケン、オタリなどの業務用テープデッキとの相性が非常によく、音楽スタジオや放送局で多用されていました。特に1980年代には、ロックやジャズの名盤が456で録音されたことでも知られており、録音機材の進化と共にアナログ音質の極みを体現した存在でもあります。
パッケージには「AMPEX」のロゴと「456 Grand Master」のラベルが大きくデザインされており、業務用ならではのシンプルで重厚な存在感があります。最近では、当時の未開封品や保存状態の良い開封済みテープは、録音目的だけでなくコレクターズアイテムとしても価値が上がっています。
ただし、AMPEX 456は一部の製造時期において「スティッキー・シェッド・シンドローム(SSS)」と呼ばれる、粘着劣化現象が起きやすい製品もあるため、状態の見極めがとても重要です。それでもなお、保管状態の良いもの、使用履歴が少ないものは今なお市場価値が高く、録音愛好家からの需要は根強いままです。
松田書店では、AMPEXをはじめとする各種オープンリールテープ、録音用メディア、音響機器関連のアイテムを幅広く買取しております。ご自宅やスタジオの片付け、機材整理の際に出てきたオープンリールテープがございましたら、ぜひ当店までご相談ください。全国から宅配買取にて対応可能です。
また、REVOX、MAXELL、BASF、SCOTCH(3M)など、他メーカーのオープンリールテープも買取対象です。業務用・民生用問わず大歓迎です。
当店のWEBサイトにあるお問い合わせフォーム、またはLINE査定からお気軽にご相談ください。大切なアナログ録音の記録を、松田書店が責任を持って次の世代へと橋渡しいたします。皆さまからのご連絡を心よりお待ちしております。
よくあるご質問
Q. AMPEX 456が未開封ですが、古くても買取できますか?
はい。未開封であれば特に需要が高いです。保管状態が良ければ高額査定の可能性もあります。
Q. スティッキー・シェッドがあるかもしれません。査定してもらえますか?
もちろんです。現物を拝見し、再生可能性や保存状態を見たうえで査定いたします。状態次第では買取が難しいこともありますが、まずはお気軽にご相談ください。
Q. 業務用の大巻リールタイプでも買い取ってもらえますか?
はい。大巻タイプ、アルミリール、プラスチックリールどちらでも対応しております。
Q. 複数メーカーのテープをまとめて送りたいのですが?
大歓迎です。メーカーやサイズが混在していても、まとめて査定・買取いたします。
アナログ録音時代の技術と美学が詰まった「AMPEX 456」。
価値あるテープを眠らせておく前に、ぜひ松田書店にご相談ください。




